2019年2月10日日曜日

絶賛 山口 晃週間 埼玉県立近代美術館☆☆☆☆

先日,GINZA SIXの蔦屋で「親鸞 全挿画集出版記念展
ここって本当にパリのボンマルシェによく似た作りよね.
そして今日は
生まれて初めてホームに降りた「蕨駅」.乗った京浜東北線が「南浦和」止まりで,そのッ先に生人は「蕨駅での乗り換えが便利です」とのこと.で,降りたのは
北浦和駅.
目的地は
埼玉県立近代美術館の
コンペに応募したり,懸命に設計したものの建てられなかった建築の展示.菊竹清訓,黒川紀章といった巨匠から,岡本太郎,会田 誠,山口 晃と行ったアチャラカまで,様々の「建てられなかった建築」の展示です.
といっても,設計図から千葉大や早大が造ったモデル,CGで実際の街に「立っていたらこうなっていたであろう」フィルム,そして,最近のザハ・ハディドの新国立競技場.
会田=山口の作品は「都庁はこうだった方が良かったのでは?の図」会田が天守閣を持った都庁ビルのラフスケッチを書き(細かく材質や色を指定)山口晃に発注,山口がが「都庁本案圖」として昨年の「会田誠展」に出したもの.
もう一つの会田の作品は「シン日本橋」(シン・ゴジラにあやかった)は「今の日本橋の高速道路の上に太鼓橋を載せたら面白い」と思ったら,とっくに山口晃がやっていたという曰く付きの作品
ザハ・ハディドの国立競技場は設計だけでなく,実際の建設のための膨大な資料.百科辞典並みの書類が何十冊も.ここまでしてドタキャンは無いわな,と思うぐらい.
なかなか面白いです.

0 件のコメント: