2008年9月14日日曜日

二期会エフゲニー・オネーギン☆☆☆☆

2008年9月14日 二期会 エフゲニー・オネーギン☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール

オネーギン・・・・・・・・・・・黒田 博
タチアーナ・・・・・・・・・・・津山 恵
レンスキー・・・・・・・・・・・樋口達哉
グレーミン公爵・・・・・・・・・佐藤泰弘
指揮・・・・・・・・・・・・・・アレクサンドル・アニシモフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
コンヴィチェニーの演出で.緞帳はなく,鏡張りの部屋の向こうには階段があるだけのセット.開場すると舞台の上ではすでに小芝居が始まっていて,時間になると酔っぱらいが「うぉーーーー」と叫んで開演です.
演出自体はそんなに奇をてらったものでもないし,「なんじゃこれ」でもなく,言語明瞭意味不明でした.
二幕一場で一端休憩,二場も同じように酔っぱらいの「うぉーーーー」で開演.
終幕のポロネーズは予想通り誰も出てこない演出.タチアーナとグレーミン公爵が登場するシーンは2階L席に出てくる設定で,同時に客電もうっすら付いて,それはそれで効果的だと思うけど,一階席左半分とL側の各階の席からは見えないのだから,会場の半分は意味不明だったかも.
東響もいい音出していたし,歌手もみんな良い歌聞かせてくれました.オネーギンって面白いオペラだなってつくづく思いました.
この指揮者とオケと歌手で本格的コスチュームプレイに仕立ててくれたら(ファニーとアレクサンドルみたいに)満点なのに.

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