2009年6月20日土曜日

スペードの女王☆☆☆☆☆

2009年6月20日 ボリショイ歌劇場公演 スペードの女王☆☆☆☆☆ 於 NHKホール

ゲルマン・・・・・・・・・・・・ロマン・ムラヴィツキー
トムスキー伯爵・・・・・・・・・ボリス・スタツェンコ
エレツキー公爵・・・・・・・・・アンドレイ・グリゴリエフ
伯爵夫人・・・・・・・・・・・・タチアーナ・エラストーワ
リーザ・・・・・・・・・・・・・タチアーナ・モノガローワ
指揮・・・・・・・・・・・・・・ミハイル・プレトニョフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・ボリショイ歌劇場管弦楽団

本邦では,チャイコフスキーのオペラはあまり上演されないからと思ってせっせと通っていたら「エフゲニー・オネーギン」なんて,けっこうな回数見ていたわ.
でもって,本場ボリショイが贈る「スペードの女王」初めて見るだけでなく,聴くのも初めての作品.
まず,さすがはボリショイ,オケが物凄くいい音出してました.そしてチャイコの音楽が何と美しい事.やはりチャイコはオカマの必需品です.
衣装は時代考証がしっかりしているのに,演出は割とモダンでした.舞台は簡素で,二階建ての金属のプラットフォームと柱だけ.照明はシルエットを多用しているので,何となく暗い感じ.
流石はスラブのオペラだけあって,低めのソプラノやメゾが実にきれいな声をしています.
オネーギンを始めて見たときも感じたけど,チャイコフスキーって代表作はオケ作品よりオペラなのではないかと思いました.
こんな素晴らしいオペラなのに,NHKホールのでかい箱はガラガラで,客電が落ちるとたくさんの観客が席の移動を始めましたが,係員も何にも言わない.そりゃそうでしょ,2階のLやRなんか最前列以外ほとんど客がいないんだもの.ほとんど自由席よ.
劇場が少なかった昔はNHKホールで良くオペラを見たけど,都内に良い劇場が増えた今,NHKホールみたいな客席と舞台に距離があって,バリアフリー(barrier fully)な劇場,そろそろ改築した方が良いのじゃないかしら?
今日は朝鮮人の放送局であるNHK解体を叫ぶ日本国民がデモをするとかで,NHKのまわりは警察やらガードマンやら(警備会社も鮮人企業が多いのよね)がたくさんいました.
全く鮮人は恐ろしいわね.

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