2012年1月4日水曜日

ミハイロフスキー劇場バレエ ガラ

2012年1月3日 ミハイロフスキー劇場バレエ 新春スペシャル・ガラ☆☆☆☆


第一部
くるみ割り人形より第二幕
マーシャ・・・・・・・・・サビーナ・ヤパーロワ
くるみ割り人形・・・・・・デニス・トルマチョフ

第二部
白鳥の湖より第二幕
オデット・・・・・・・・・イリーナ・ペレン
ジークフリート王子・・・・ヴィクトル・レベデフ

第三部
レイモンダより第三幕
ライモンダ・・・・・・・・吉田 都
ジャン・ド・ブリエンヌ・・エドワード・ワトソン

指揮・・・・・・・・・・・アナトーリー・リバルコ
ミハイロフスキー劇場管弦楽団

最近公演数が減ってきたミハイロフスキー劇場,通称マールイ.今シーズンはルジマトフ版の「海賊」を持ってきての来日です.吉田都ちゃんが踊るライモンダがあるので,東京国際フォーラムのホールAという,殆ど拷問のような劇場ですが見に行ってきました.
ま,ここは本来「国際会議場」であって,音楽ホールでは無いのですが.おまけに5000 人を越えるキャパシティ.
まず,くるみは,振り付けのせいもあるけど,恐ろしくテンポが遅く,重苦しい演奏.マールイは眠りもそうだけど,カットが少ないので,くるみも「道化師」のヴァリアシオンがきちんと残ってます.金平糖もコーダまでカットしないで踊ります.でも,重い.
続いて白鳥.ペレンちゃんがきれいに踊ってくれました.この子成長してます.
ただ,あたくしが嫌いな白鳥なのでね・・・
さて,トリのライモンダ,ロイヤル時代,ロンドンではこのグラン・パしか踊っていないはず.新国では全曲版を踊ってますけど.
衣装はどうもロイヤルからの持ち込み,振り付けもロイヤルのままなので,微妙なところでずれるところがあります.でもギエムの器械体操のような動きと較べると,春香に美しいし「手首が折れている」と形容される,人指し指を立てたロシア式の動きよりも自然です.
最後のパッセはいくら何でも溜めすぎでしょう.

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