2009年11月24日火曜日

イングロリアス・バスターズ☆☆☆☆☆

2009年11月24日イングロリアス・バスターズ☆☆☆☆☆
綴りを変えているけどBastardsのことです.面白い,とにかく面白い.だからネタバレしません.ご安心ください.タランティーノ節満開です.Kill Bill が楽しめる人には楽しめる映画です.
ユダヤ・ハンターと言われた男に家族を殺されたユダヤ娘,「ナチ抹殺のため」特別編成されたユダヤ系アメリカ人の秘密部隊.この二つの線が,映画のプレミエ上映に向けて複雑にからんで,最後はほとんどが死んでしまう.2時間30分,全く退屈しません.
英国人のスパイは指三つ出してぼろが出て殺されるし,語学に弱いアメリカ人たちは「イタリア人のふりをして潜り込め」ばばれないと思ったのに,英独仏伊語を流暢に話すインテリドイツ将校にばれてボロが出る.それにしてはブラピ達の英語が現代風なんだよな.と言う点は置いておきましょう.

あたくしは「コラボ」という大人語が大嫌いなんだけど,この作品の中でユダヤ娘が,35mmフィルムの現像を強要するとき(実際は統制品だから断ったのだと思うけど)「おまえはコラボか!」と何度も叫ぶシーンがありました.
おフランス語でcolaboというのは「対独協力者」と言う意味の差別語です.
ジュリー・ドレフュスがきれいです.あたくしの意識の中では彼女は日本人ですから,彼女が海外で活躍するのは非常に光栄です.

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