2009年11月29日日曜日

千住落語会

2009年11月29日 第一回千住落語会 ☆☆☆☆☆

桂三木男・・・・・・・・・・・・・・・時そば
柳家三三・・・・・・・・・・・・・・・権助提灯
桂きん枝・・・・・・・・・・・・・・・孝行糖
三遊亭金馬・・・・・・・・・・・・・・試し酒
仲入り
三遊亭小遊三・・・・・・・・・・・・・幇間腹
月亭八方・・・・・・・・・・・・・・・算段の平兵衛

なんとなく縁がなかった劇場,シアター1010に初めて行ってきました.
吉本がプロデュースする落語会.東西の若手からベテランまでを取り混ぜての公演です.今回が初回で,来年も続けるそうです.
三木助の甥っ子三木男が開口一番替わりに時そばで.三三は「今まで,北は北千住から南は南千住までと言っていたけど,本当に北千住で落語をすることになった」と言う話から,学校寄席の苦労などを枕に権助提灯へ.
そのあとのきん枝は見台,膝隠し,小拍子付きの本格的上方スタイルで.孝行糖の上方版は与太郎ではなく,孝行だが腕の無い大工.初めて聞く上方スタイル.
次の金馬は,膝が悪いので,見台を残したまま,安定した試し酒.弟子で実子の金時も,酔っていく芸がうまかったけど,金馬もだんだん酔っていくところがうまいうまい.
仲入り後小遊三の幇間腹,最後は八方が大作の「算段の平兵衛」.初めて聞く話.
次回以降も上方江戸双方の落語家さんが参加するそうです.今後が楽しみな落語会です.

追記
二回三回のチケットも手配してしまいました.
きん枝も八方もあたくしが子供のころは「ヤングタウン東京」なんかに出てた「色物」に近い噺家さんだったのに.そもそも金馬が「テレビタレント」だったのに,気がついたらみんな落語に浸かってる.落語ってそんなに魅力的なの?
あたくしの中で「タレントだった」のに,じっくり聴けた噺家さん,金馬,圓歌,圓蔵,正蔵,木久扇.
一方,「やっぱタレント?」な人.三平,小朝,木久蔵

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