2010年1月24日日曜日

新国立劇場2010/2011シーズン演目説明会

なんだかんだ言っても春の息吹.モクレンのつぼみが.
雲ひとつ無い青空.代々木八幡から新国までお散歩.山手通りはあっちこっち工事中で歩道があっちこっちに移動されてます.歩きにくい.

2010年1月24日 新国立劇場2010/2011シーズン演目説明会 於 新国立劇場オペラパレスホワイエ

次期監督の尾高忠明センセは,指揮者としては優秀だけど,あまりオペラの接点が感じられなかったのだけど,今日の話で納得することが多かった.経歴を見ると結構指揮している.
まずはセンセとオペラとの関わりについていろいろ,ウィーン留学時代は一年で180本のオペラを見たとか.
健康上の理由でオペラは振れないとは聞いていたが,オペラが振れないと言うよりピットから舞台を見上げる姿勢がダメなので,しばらく演奏会形式以外のオペラは振っていないとのこと.最近すこしずつピットで振ってみて,昔よりは良くなっているので,その次のシーズンあたりは・・・・
演目についてはスタンダードレパートリーが一流に上演出きてこそ一流の歌劇場と言うことで選んだ.次シーズンは「血(sangue)」が少ない演目が多いとのこと.椿姫は自分で振りたかった.
参加者からの鋭い質問については.公表していない内容を話すと新国事務局が嫌がるので,話せないこともあるがと前置きした上で.
  • 独伊以外のオペラについて
    次シーズン以降考えている,東欧,チェコとか(ヤナーチェク?)英国も.日本の作品については「夕鶴」は必須のレパートリー.以降「委嘱作品の再演」「新規委嘱作品上演」を考えている.委嘱作品は「メロディが口ずさめるような作品を作れる作曲家にお願いしたい」
  • 日本人歌手について
    主役級に日本人歌手が少ないのは確か.試聴会ですでに数百人の歌手の声を聴いた.優秀であれば積極的に登用,あるいはアンダーにしたい.
    指揮には今最も輝いている日本人と,アルミンクを起用.アルミンクと新日本フィルは今最も良い関係を築いている指揮者とオケ.
  • 日本のオペラの定着について
    もっとマスコミを巻き込む必要がある.ニューイヤーオペラコンサートは新国ガラと合併し,新国にカメラを入れた方が良い.もっとNHKのカメラを入れるべき.
  • その他
    今すぐにと言うわけには行かないが,日本のオケにはオペラ指向の強いメンバーが沢山いる.そういったメンバーを集めて専属オケを持つべき.
    アンダーだけを集めた廉価の公演をする方向ですすめている.
    立見席も是非欲しい
    字幕もメトやウィーンのように,座席の後ろに「原語,日本語」が選べるタイプにしたい.
すでに三年間の公演は構想ができているようでした.
尾高センセオペラの世界に戻ってきてかなり嬉しいのかとても饒舌でした.

追記
あたくしが初めて生でオーケストラを聴いたのは尾高センセのNHK交響楽団,ショスタコーヴィッチの5番でした.
尾高センセのおばさまは女優の長岡輝子さんだそうです.

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