2007年12月18日火曜日

鈴本演芸場 たっぷり「芝浜」を聴く会☆☆☆☆☆

2007年12月18日 鈴本演芸場 たっぷり「芝浜」を聴く会☆☆☆☆☆

三増紋之助・・・・・・・・・曲独楽
柳亭市馬・・・・・・・・・・一目上がり
林家しん平・・・・・・・・・クリスマスの贈り物
柳家小はん・・・・・・・・・味噌蔵
鏡味仙三郎社中・・・・・・・太神楽
入船亭扇遊・・・・・・・・・明烏
柳亭小燕枝・・・・・・・・・時そば
林家正楽・・・・・・・・・・紙切り
林家正蔵・・・・・・・・・・芝浜

トリは日替わりで「芝浜」,今日は正蔵の番です.さすがに混んでます.
星は紙切りの正楽師匠と太神楽の仙三郎社中,二人の色物にさし上げます.
鈴本にはいるとすでに紋之助の曲独楽がはじまってます.
市馬の「一目上がり」,はじめて聞く演目ですが「あ,なるほど」と笑えました.
小朝みたいに金髪のしん平,んーーサゲが今ひとつ.
味噌蔵,普通に面白い.
太神楽も「お染めブラザーズ」以外だって面白いじゃないの.
明烏,んーーーーー時次郎が可愛い.やっと生で聴くことが出来た.
膝の正楽師匠の紙切り,昨今はOHPなのね,すごーい.お題は「サンタクロース」「ドラえもん」「大晦日」子供の頃から「笑点」でよく見ていた紙切りを生で見られる幸せ.
紙切りもすごいけど,切っている間のおしゃべりも面白い.大晦日のお題,年越しそばを食べる一家団欒の向こうに除夜の鐘.すごいですね.
で,日替わりの芝浜,正蔵バーションは「財布を拾ってきて酒を飲み眠り,目が覚めるとおかみさんが,散々喰って飲んで,何をしてるの」と財布を夢に,飲み食いを現実にしたもの.思いっきり泣かせて貰いましたが,この演目は談笑の「シャブ浜」があるので,較べてしまうと今ひとつ.
でも正蔵は本当に上手くなったと思います.
あーーーー落語って面白い,寄席って楽しい!!

接待と見られる団体がいて,接待する側が,お弁当配ったりお菓子配ったりしてましたが,こいつら本当に接待みたいで,落語の間は寝てました.失礼な奴らだ.どこの会社か確かめてクレーム付けてやろうかと思ったけど,敵もさるもの,ちゃんと社章を外してました.多分商社ね.

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